この頃の事です。しつけの本を求めて書店で立ち読みをしていると、書架に並んだ本の中から不思議な視線を感じました。目が合った先には･･･､ナント｢あれっ正吉だッ！｣もう心臓がドキドキ。版元さんとブリーダーさんに確認すると間違いなく正吉でした。まだ入居前に撮影されたもので、コロコロ太っていた時の姿です。左右非対称色のヒゲ・まゆ、マズルの周りのシミの形、それとセンターのホワイトラインの特徴などがゴロー父さんに直感させました。親の資格ありってとこでしょうか。エヘン!!
ちなみに、辰巳出版｢ｺｰｷﾞｰｽﾀｲﾙ Vol.5｣の表紙と目次に登場しています。
耳が立ってきました。耳がたれている赤ちゃんの姿も捨てがたいところですが、コーギーはやっぱりこうじゃなきゃネ。
この頃、ゴロー家の中ではすでに「ぐっすりチャンピォン」です。寝姿だけ見ていても飽きません。正吉は上下関係が
同レベルとみなしたのか、お姉ちゃんが大好き。甘えて毎晩じゃれついています
６人＋1匹の新しい家族構成で迎えたお正月も終わり。
正吉も少しだけ落ち着いてきました
初めてのシャワーから｢脱走｣直後。こんなに薄っぺらだとは･･･。ずいぶんと貧相な姿に。でも逆にかわいい
正吉なりには頑張ったのですが､本来の編集意図に沿ったカットがうまく撮れず､登場予定のコーナーはイラストで対応することになってしまいました｡ショ～ック!でも､お情け？(頑張った正吉へのﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄだと思っています)でグラフ頁に掲載して頂けていました｡いい経験が出来たと思います｡これからも機会があればまた、挑戦させたいですが､生き物の撮影ってホントたいへんです｡
この日は犬の雑誌のモデルとして撮影です。ゴロー父さんの仕事の関係で依頼があり､ステージパパとしては｢勿論是非やらせて下さい｣というキモチ｡｢しつけ｣をテーマに､正吉は＜PUPPYのしつけ＞掲載ページで登場です｡まず､瀬田の版元さんのスタジオで｢子犬のころこそいろいろな犬と遊ばせて！｣というコーナー用の撮影｡フレンチブルドッグ(2頭)･トイプードルのおともだちと遊ぶシーンの撮影でしたが､そりゃも～タイヘン｡何せまだ散歩にも出ていない正吉は､黒いフレンチブルちゃんに追われて逃げ惑うばかり｡さらに､自分よりもかなり小さいトイプードルからも逃避行･･･｡下の番外編写真(右)は遊んでいるのではなく､シーンを作るためにスタッフ･飼い主が総出で持ち上げたシーツからの脱出カットです｡必死の形相って感じですネ｡その後は荻窪のドッグトレーナーさんのオフィスに移動し､単独で＜しつけ＞コーナー用の撮影｡全くしつけのできていない正吉なので飼い主役の女の子とスタッフの方々には苦労をさせてしまいました｡(とはいっても､この月齢でそんなに仕上がっているのもおかしいとは思いますが)｡撮影終盤に疲れ切った正吉は､フロアに置いてあったカメラの大口径レンズフードに｢もうやってらんないヨ｡助けて～｣という感じで身体を投げ込みました｡その仕草は可愛かったけど､お疲れのカワイソーな一日になってしまいました｡ペット､ましてや子犬が人間の思うように動くはずが無く､ゴローと母さんは｢まるでお宮参りの撮影みたいだったネ｣と笑ってしまいました｡
| 枻(ｴｲ)出版社｢ﾚﾄﾘｰﾊﾞｰ別冊 愛犬のﾄﾗﾌﾞﾙ･ﾊﾞｽﾀｰｽﾞ⑥｣の中に登場しています｡ |
